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フランチャイズのお話

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツという映画があります。

この映画では、誰もが知っているマクドナルドがアメリカ国内でどのように広がっていくのかを描いているのですが、ビジネスの世界では成功するためには必然的に犠牲がついてくるという印象を受けました。

そんなマクドナルドを全国展開させた仕組みがフランチャイズなのです。

日本でも街中でよく見かける大手チェーンのコンビニやファストフード店。これだけの店舗をもつことができるのもフランチャイズおかげです。そもそもフランチャイズという言葉は日常で聞くものではないので、どのようなものなのかということからお話します。

フランチャイズって何?

フランチャイズを一言で表すと、事業本部以外の人がお店を運営するということであり、加盟店が事業本部とフランチャイズ契約を結び、ロイヤリティーと呼ばれる対価を支払うことによって商標や商品、チェーン名称、経営ノウハウを提供してもらうシステムです。

アルバイトをしている人で違う会社名から給与が振り込まれているという経験をした人もいるでしょう。

それは勤務していたところがフランチャイズ加盟店だった証拠です。

フランチャイズと品質維持

フランチャイズによって店舗拡大が容易になったが品質維持の面では課題が増える一方です。

事業本部との定期的なコンタクトが取れていることは当たり前なのですが、これだけで本部の望む運営がされていると思いますか?

チェーンの飲食店に行った時、なんかいつもと味が違うなって思ったことはないですか?

実際、調理している人のほとんどがアルバイトです。直営店でも勿論アルバイトが調理を行います。

人の手で行うことなので多少の誤差が生じると思います。直営店の場合は、事業本部の人が必ず店舗にいるのでその場での対策ができるが、フランチャイズ加盟店の場合は本部指示を待つしかありません。

実際、冷凍食品を温めるだけのところもあるようです。

このような現状がある以上事業本部がやることは一つです。

メニューを減らし、レシピの簡素化すること

あの商品好きだったのに何で急になくなったんだろうって思ったときは、この様な背景があるはずです。

フランチャイズが辿り着く未来

長崎ちゃんぽん専門店のリンガーハットでは調理にロボットを導入しています。このようにAIやIoT化が進む世の中、人の手よりロボットを導入していく産業が増えていくのです。

初期費用の面では課題となりそうだが、フランチャイズで店舗拡大をはかる際にかなり有益な変化だと思います。

もう人の仕事がなくなるのも時間の問題ですね。

世の中人じゃなくてもできる仕事がたくさんあります。その仕事にいつまで人が参入できるのか長いスパンで考えて仕事を選んだほうが良さそうです。

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